今回は、多くの人の心を掴んで離さない、あいみょんさんの名曲「君はロックを聴かない」について、その魅力の裏側をじっくりと探っていきたいと思います。
「わかる!この気持ち…!」と、思わず胸がキュッとなるこの曲。 片思い中の人も、遠い昔の恋を思い出した人も、きっと共感してしまうのではないでしょうか。
この曲が生まれた背景や、歌詞の一つひとつに込められた深い思いを知ると、もっともっとこの曲が好きになるはずです。
まずは公式YouTubeで聴いてみよう
まずは一度聴いてみてください。
あいみょん – 君はロックを聴かない 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】より
🎸上京直後に生まれた、普遍的な恋の歌
この曲は、あいみょんさんが上京して初めて住んだお家で作られたそうです。
場所が変わっても、誰もが経験する「片思いの切なさ」という普遍的なテーマを、彼女らしい視点で描いているのが本当にすごいですよね。
制作のきっかけの一つには、尊敬するスピッツの楽曲に感銘を受けたこともあったとか。
あいみょんは後に、「“スピッツへの敬意”“自分も歌いたい/続けたい”という気持ち」を形にしたのが「君はロックを聴かない」で、「この曲を作ったとき、音楽人生のターニングポイントになった」と振り返っています。
大先輩の音楽への情熱が、この名曲を生み出すエネルギーになったのかもしれません。
歌詞の世界を覗いてみよう
この曲は、ロックを普段聴かないかもしれない相手に、自分の“好きな音楽”を聴かせたい、そしてそれをきっかけに近づきたい――という切なさと希望を歌ったラブソングです。
それでは、歌詞を追いながら、主人公の男の子の気持ちに寄り添ってみましょう。
少し寂しそうな君に こんな歌を聴かせよう 手を叩く合図 雑なサプライズ 僕なりの精一杯
出典:あいみょん「君はロックを聴かない」 (作詞・作曲:あいみょん)
少し元気がないように見える「君」。 そんな君を元気づけたい、そして自分のことを知ってほしい。そんな思いから、彼はお気に入りのレコードを聴かせることを思いつきます。
でも、それはスマートなものではなくて、ちょっと不器用で「雑なサプライズ」。 それでも、彼にとってはこれが「精一杯」のアプローチなんです。この時点で、もう愛おしさが込み上げてきますよね。
君はロックなんか聴かないと 思いながら 少しでも僕に近づいてほしくて (中略) 僕はこんな歌であんな歌で 恋を乗り越えてきた
出典:あいみょん「君はロックを聴かない」 (作詞・作曲:あいみょん)
本当は、君がロックに興味がないことなんて、わかってるんです。 でも、それでも聴いてほしい。
なぜなら、彼にとってロックはただの音楽じゃないから。 これまで辛い恋を経験したとき、いつもそばにいて支えてくれた、人生の一部のような大切な存在だから。
「この音楽をわかってくれたら、僕のこともわかってくれるかもしれない…」 そんな、かすかな期待と願いが込められた、本当に切ないフレーズです。
キュンキュンしますよね。
僕の心臓のBPMは 190になったぞ
出典:あいみょん「君はロックを聴かない」 (作詞・作曲:あいみょん)
この歌詞は、好きな人にロックを聴かせる時の、極限まで高まった緊張と興奮を見事に表現しています!まさに命がけの告白と同じくらい、ドキドキしている状態ですよね💕
💌 「なんか」に込められた複雑な想い
タイトルにも入っている「ロックなんか」。
「僕」はロックを心から愛しているのに、なぜ「なんか」という少しへりくだった言葉を使うのでしょうか?
それはきっと、「君」にどう思われるか不安だからこそ、あえて謙遜して言ってしまう、奥ゆかしい男の子の心理が隠れているのかもしれません。
大好きなものだからこそ、押しつけたくない、でもわかってほしい。そんな複雑な想いが、このたった三文字に凝縮されているように感じます。
まとめ
「君はロックを聴かない」は、自分の「好き」という気持ちを通して、相手との距離を縮めようとする、不器用で、でもとても純粋な男の子の恋心を描いた曲です。
誰もが一度は経験したことがあるかもしれない、「好きなものを共有したい」という気持ち。 それがうまく伝わらないもどかしさと、それでも諦めきれない切ない想い。
この曲を聴くと、そんな甘酸っぱい記憶が蘇ってくるからこそ、多くの人の心に深く響くのかもしれませんね。
次にこの曲を聴くときは、ぜひ、レコードに針を落とす男の子のドキドキや、君の笑顔に一喜一憂する切ない気持ちを想像してみてください。きっと、今までとは少し違った聴こえ方がするはずですよ。

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