第9回  等身大のラブソング / Aqua Timez

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ryou

はじめまして! このブログでは、音楽に詳しいわけではない、むしろ疎い部類である私、りょうが、世の中の有名な曲について「これってどういう歌なんだろう?」と調べたことを、のんびり雑談みたいに語っていきます。
このブログを書いていると、曲の魅力について「あれもこれも語りたい!」という気持ちでいっぱいになります。ですが、いつもぐっとこらえています。

なぜなら、この物語の主役は、素晴らしい作品と、それを聴く皆さん一人ひとりだからです。

私の解説が、皆さんが音楽から自由に何かを感じ取る楽しみの邪魔をしてはいけない。そんな想いから、あえて多くを語らず、皆さんの心の中に生まれる感想のための「余白」を大切にしています。

ぜひ、あなただけの感じ方で、音楽の世界を楽しんでみてください。

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こんにちは!

カラオケに行くと、誰かが必ず歌っている…そんな「みんなの歌」ってありますよね。 Aqua Timezさんの「等身大のラブソング」は、まさにそんな一曲ではないでしょうか。

2005年にインディーズで発表されて以来、口コミで火がつき、多くの人々の心をつかみ続けてきたAqua Timezの「等身大のラブソング」。

「百万回の『愛してる』なんかよりも ずっとずっと大切にするものがある」

この有名なフレーズに、ドキッとしたり、共感したりした人も多いのではないでしょうか。 今日は、この不朽のラブソングが生まれた背景と、歌詞に込められた「等身大」の思いについて、じっくりとご紹介します。

まずは公式YouTubeで聴いてみよう

何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。

Aqua Timez『等身大のラブソング』Music Videoより

不器用な「好き」から生まれた名曲

この曲が生まれたのは、Aqua Timezがまだインディーズで活動していた頃でした。 作詞作曲を手がけたボーカルの太志さんが、ご自身の恋愛経験をもとに、ありのままの気持ちを書き綴ったのが始まりだと言われています。

今のようにスマホもSNSも当たり前ではなかった時代。好きな人に気持ちを伝えるのは、今よりもっと勇気がいることだったかもしれません。

作詞作曲を手がけたボーカルの太志さんは、気取ったセリフやカッコつけた言葉ではなく、普段自分が話しているような「ありのままの言葉」で、まっすぐに「好き」を伝えたい。そんなピュアで切実な想いが、この曲の原点になっているんです。

🌱 「等身大」で「いつもの言葉」で伝えたかった想い

この曲のタイトルにもなっている「等身大」。その意味は歌詞の中に、はっきりと描かれています。

《とっておきの言葉を 熱く甘い言葉を》 《日常の真ん中で 口に出来ないんだよ》 《だからせめてこうして できるだけ等身大で》 《いつもの喋り言葉で 伝えたかったんだよ》

出典:Aqua Timez「等身大のラブソング」(作詞:太志)

「おまえ」「〜だよ」といった少しぶっきらぼうにも聞こえる言葉遣いは、まさにこの「等身大」の心を表現したもの。この正直で飾らない姿が、聴く人の心にまっすぐ届く一番の理由なのかもしれません。

🎶 「百万回の『愛してる』よりも…」に隠された本当の気持ち

この曲で、誰もが知っているこのフレーズ。

百万回の「愛してる」なんかよりも 一度ギュッと抱きしめた方が早いだろうなぁ 俺みたいな恥ずかしがりは こんな伝え方しかないけど

出典:Aqua Timez「等身大のラブソング」(作詞:太志)

ここが、この曲の最大のテーマですよね。 これは、「愛してる」という言葉を軽く見ているわけでは、もちろんありません。 むしろ逆で、「愛してる」という言葉は、あまりにも大切だからこそ、恥ずかしくて、軽々しく口にできない。

だから、「俺みたいな恥ずかしがり」は、言葉よりも先に行動で示したい。 「何も言わずに抱きしめる」という行動こそが、百万回の言葉にも負けない、一番本気で、一番正直な「愛してる」のサインなんだ、と歌っているんです。

■ 「おまえは俺の腕の中で幸せな女になれ」という誓い

この曲は、ただ「好きだ」と伝えるだけじゃなく、「幸せにする」という強い「誓い」の歌でもあります。

俺は何も言わずに抱きしめるから おまえは俺の腕の中で幸せな女になれ

出典:Aqua Timez「等身大のラブソング」(作詞:太志)

少し強気で、古風な「男らしさ」も感じますが、ここには「自分が絶対に守るから、安心してついてきてほしい」という、不器用ながらも深い覚悟が込められています。

💖 ただの恋の歌じゃない。「人生」を抱きしめる応援歌

そして、この曲がただのラブソングで終わらないのは、後半の歌詞にその深さがあります。

《おまえが何かに傷ついた時に》 《おまえが自分を責めてしまう時に》 《俺はギュッと強く抱きしめるだろう》

出典:Aqua Timez「等身大のラブソング」(作詞:太志)

楽しい時だけ一緒にいるのが愛じゃない。君が落ち込んで、自分のことを嫌いになってしまいそうな時こそ、そばにいて全部を受け止めるよ、という強いメッセージが込められています。

《「人間ってそんな立派なものかい》 《人生ってそんなかっこいいものかい」》 《誇れるものだけじゃないさ 人間だろう》 《全部抱きしめてほら顔上げなよ》

出典:Aqua Timez「等身大のラブソング」(作詞:太志)

この言葉には、ハッとさせられますよね。 完璧な人間なんていない。失敗したり、カッコ悪かったりするのも含めて、それが君なんだよ、と。良いところも悪いところも「全部抱きしめて」、君という存在そのものを肯定してくれる。

これはもう、恋人への愛を超えて、一人の人間の人生を丸ごと受け止めるという、壮大な「人生の応援歌」なのだと気づかされます。

さいごに

Aqua Timezの「等身大のラブソング」は、言葉にできないほどの大きな愛を、抱きしめるという一つの行動で示そうとする、一途な歌でした。

そして、楽しい時も、辛く苦しい時も、どんな君でも受け入れるよという、どこまでも深い優しさに満ちています。

この曲が今も色褪せることなく愛され続ける理由が、改めてよくわかりますね。 大切な人を想いながら、ぜひもう一度、この温かい歌に耳を傾けてみてください。

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