皆さん、こんにちは!寒い季節になると、ついつい聴きたくなる曲ってありますよね。私にとって、それはback numberの「ヒロイン」です。
雪の降る情景と、心の奥底にある切ない恋心が本当に胸に響きます。今日は、この曲が生まれた秘密や、歌詞に詰まった「僕」の本当の気持ちを紐解いていきましょう!
まずは公式YouTubeで聴いてみよう
何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。
back number – ヒロイン (full)より
そもそも「ヒロイン」ってどんな曲?
「JR SKISKI」のCMで流れていた、あの切ないメロディ。
2015年にリリースされたこの曲は、冬の定番ソングとしてすっかり定着しました。 実はこの曲って、back numberにとってものすごく大きな転機になった曲なんです。
それまで自分たちでアレンジを行ってきた彼らが、この曲で初めて、Mr.Childrenなどを手掛けた名プロデューサー小林武史さんとタッグを組みました。
この曲の大ヒットで、彼らはまさに「国民的バンド」への階段を駆け上がっていきました。
🎸 意外すぎる制作秘話!メロディはどこで生まれた?
こんなに壮大で感動的なバラードですが、メロディが生まれた場所は意外にも… 「運転中の車の中」だったそうです。
ボーカルの清水依与吏さんが、車を運転しながらふと口ずさんだ鼻歌。それが「ヒロイン」の原形でした。 しかも驚くことに、清水さん本人は最初、このメロディを「地味だな」「新しいことは何もしてないな」と思っていたそうなんです。
でも、そんな「飾らない鼻歌」だったからこそ、みんなの心にスッと入ってくる名曲になったのかもしれませんね。
💖 歌詞に込められた「僕」の切ない片想い
この曲の主人公である「僕」の気持ちは、一言でいうと「君のことが大好きだけど、自信がなくて一歩踏み出せない」という、もどかしい片想いです。
① いきなり自信がない主人公
君の毎日に 僕は似合わないかな 白い空から 雪が落ちた 別にいいさと 吐き出したため息が 少し残って 寂しそうに消えた
出典:back number「 ヒロイン」(作詞・作曲:清水依与吏)
冒頭から「似合わないかな」と弱気発言! 好きな人の生活を「完成された世界」だと思っていて、自分なんてそこには不釣りなんじゃないか…と悩んでいるんです。この「情けなさ」がいかにもback numberらしくて共感しちゃいますよね。
② タイトル「ヒロイン」の意味
思えばどんな映画を観たって どんな小説や音楽だって
そのヒロインに重ねてしまうのは君だよ
出典:back number「 ヒロイン」(作詞・作曲:清水依与吏)
ここでタイトルの意味がわかります。 映画や小説に出てくる素敵なヒロインを、全部「君」に重ねて見てしまう。 つまり、彼の中で「君」は現実の女性以上に、理想化された「物語の主人公」になっているんです。それくらい憧れが強いんですね。
③ 一番の名フレーズ「雪が綺麗と…」
雪が綺麗と笑うのは君がいい でも寒いねって嬉しそうなのも 転びそうになって掴んだ手のその先で ありがとうって楽しそうなもの それも君がいい
出典:back number「 ヒロイン」(作詞・作曲:清水依与吏)
ここ、本当に素敵ですよね! 音楽プロデューサーの亀田誠治さんも「やっぱりこのサビが好き」と絶賛したフレーズです。
ポイントは、「君と一緒に雪を見たい」でもなく、「僕が君を笑わせたい」でもないところ。 「雪を見て笑うのは、他の誰でもない君であってほしい」 という、控えめだけど強い願いが込められています。 転びそうになるドジなところも、寒がる顔も、全部ひっくるめて「君がいい」。 ここには「守ってあげたい」という深い愛情が溢れています。
④ 結局、どうなるの?
君の街に白い雪が降った時 君は誰に会いたくなるんだろう 雪が綺麗だねって誰に言いたくなるんだろう
出典:back number「 ヒロイン」(作詞・作曲:清水依与吏)
現代人にとってリアルな悩みですよね。 綺麗なものを見たとき、スマホを取り出して誰に連絡するか。 「君が一番に思い浮かべるのが、僕だったらいいのに…」という切実な不安です。
出しかけた答え胸が痛くて 渡し方もどこに捨てればいいかも分からずに 君から見えてる景色に ただ怯えているんだ
出典:back number「 ヒロイン」(作詞・作曲:清水依与吏)
明確に告白したり付き合ったりという「ハッピーエンド」には多分なりません。 気持ちのやり場がわからず、ただ立ち尽くして終わる。 でも、この「解決しないもどかしさ」こそが、リアルな片想いそのもの。だからこそ、ずっと聴いていたくなるのかもしれません。
まとめ
back numberの「ヒロイン」は、
- 「車の中の鼻歌」から生まれ、
- 「小林武史さん」の手で魔法をかけられ、
- 「臆病な男心」を美しく描き出した名曲でした。
今年の冬も、空から雪が落ちてきたら、きっとこの曲を口ずさんでしまうはず。 「雪が綺麗と笑うのは君がいい」 そんなふうに思える相手がいること自体が、切ないけれど、とても素敵なことなのかもしれませんね。

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