第41回 喧嘩上等 / 氣志團

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ryou

はじめまして! このブログでは、音楽に詳しいわけではない、むしろ疎い部類である私、りょうが、世の中の有名な曲について「これってどういう歌なんだろう?」と調べたことを、のんびり雑談みたいに語っていきます。
このブログを書いていると、曲の魅力について「あれもこれも語りたい!」という気持ちでいっぱいになります。ですが、いつもぐっとこらえています。

なぜなら、この物語の主役は、素晴らしい作品と、それを聴く皆さん一人ひとりだからです。

私の解説が、皆さんが音楽から自由に何かを感じ取る楽しみの邪魔をしてはいけない。そんな想いから、あえて多くを語らず、皆さんの心の中に生まれる感想のための「余白」を大切にしています。

ぜひ、あなただけの感じ方で、音楽の世界を楽しんでみてください。

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みなさん、こんにちは! 今日は、イントロからテンションが急上昇すること間違いなし、氣志團(きしだん)の『喧嘩上等(けんかじょうとう)』をご紹介します。

「喧嘩上等」なんて聞くと、ちょっと怖いイメージを持つかもしれませんが、実はこの曲、毎日を必死に戦う女性たちへの、とびきり熱い「応援歌」なんです。

今回は、この曲が生まれた背景や、歌詞に込められた深い意味を、わかりやすく紐解いていきますね。


まずは公式YouTubeで聴いてみよう

何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。

氣志團 / 喧嘩上等より

誕生の背景はドラマ「極悪がんぼ」

この「喧嘩上等」が世に出たきっかけは、2014年に放送された月9ドラマ『極悪がんぼ』(主演:尾野真千子さん)の主題歌に選ばれたことでした。

このドラマは、借金や裏社会といった、ちょっと怖い世界が舞台。 尾野真千子さん演じる主人公が、どん底の状況から、強く、時にはずる賢く(!)たくましく這い上がっていく物語です。

氣志團の綾小路 翔さんは、この「逆境の中で戦うヒロイン(主人公の女性)」の姿に、この曲を重ねて書き下ろしました。 つまり、この曲の「喧嘩」とは、殴り合いのことではなく、理不尽な世の中や、困難な人生に立ち向かっていく「生き様」そのものを指しているんですね

歌詞に込められた「秘話」と本当の想い

この曲の面白いところは、氣志團という男性バンドが、徹底的に「強い女性」の視点に立って歌っていることです。

バカな女だねなんて 聞き飽きた 耳にタコ クサい台詞が欲しいの 甘く囁いていて

出典:氣志團「喧嘩上等」作詞:綾小路 翔作曲:西園寺 瞳 / 星グランマニエ / 綾小路 翔

これはまさに、「男の人って、どうせこう思ってるんでしょ?」という女性側の本音や苛立ち(いらだち)を表していますよね。 「弱い女を演じるのはもうウンザリ。それより、クサくてもいいから甘い言葉をかけてよ」という、強さの中にある「乙女心」が隠されています。

海が死んだって 山が死んだって 例えあなたが死んだって 私はくたばりはしないから

出典:氣志團「喧嘩上等」作詞:綾小路 翔作曲:西園寺 瞳 / 星グランマニエ / 綾小路 翔

これは、この曲の中で最も強烈なメッセージです。 「あなたがいなくても生きていける」なんて、一見すると冷たい言葉に聞こえるかもしれません。 でも、これは「何があっても、誰かに頼り切るのではなく、私は私の足で立って生き抜いてみせる」という、主人公の悲しいほどに強い「覚悟」の表れなんです。

「度胸・愛嬌・最強」それが女の生きる道

では、この曲が伝える「強さ」とは何でしょうか? その答えが、この部分に詰まっています。

うらんでもいい wow 生き抜くのよ そうよ 女だったら Wow 度胸・愛嬌・最強

出典:氣志團「喧嘩上等」作詞:綾小路 翔作曲:西園寺 瞳 / 星グランマニエ / 綾小路 翔

ただ「度胸」があるだけ(ケンカが強いだけ)ではダメ。 ただ「愛嬌」があるだけ(可愛いだけ)でも、この世の中は渡っていけない。 「ガッツ(度胸)」と「チャーミングさ(愛嬌)」、その両方をあわせ持つ人こそが「最強」なんだ!と歌っています。

そして、この曲はこう締めくくられます。

うらんでもいい wow 命有る限りは恋せよ乙女 Wow 血祭りだわ かかってこいや 喧嘩上等

出典:氣志團「喧嘩上等」作詞:綾小路 翔作曲:西園寺 瞳 / 星グランマニエ / 綾小路 翔

結局、どんなに強くても、人生に立ち向かっていても、「命ある限りは、恋する乙女心も忘れないで!」というメッセージなんです。 強く生きることと、恋することは、どちらも「生きる」ことそのもの。

「戦う(喧嘩上等)のも、恋する(乙女)のも、全部全力でやってやろうじゃないの!」 そんなパワフルな女性像が、この曲のテーマなんですね。

まとめ

氣志團の「喧嘩上等」は、ただのヤンキーソングではなく、「理不尽な世の中を、度胸と愛嬌で生き抜く、すべての女性たちへ」 という、綾小路 翔さんからの熱いエールが込められた楽曲でした。

聴くだけで、「よし、明日も頑張ろう!」と背中を押してくれるような、不思議な力を持った曲ですね。

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