第32回 マタアイマショウ / SEAMO

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ryou

はじめまして! このブログでは、音楽に詳しいわけではない、むしろ疎い部類である私、りょうが、世の中の有名な曲について「これってどういう歌なんだろう?」と調べたことを、のんびり雑談みたいに語っていきます。
このブログを書いていると、曲の魅力について「あれもこれも語りたい!」という気持ちでいっぱいになります。ですが、いつもぐっとこらえています。

なぜなら、この物語の主役は、素晴らしい作品と、それを聴く皆さん一人ひとりだからです。

私の解説が、皆さんが音楽から自由に何かを感じ取る楽しみの邪魔をしてはいけない。そんな想いから、あえて多くを語らず、皆さんの心の中に生まれる感想のための「余白」を大切にしています。

ぜひ、あなただけの感じ方で、音楽の世界を楽しんでみてください。

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こんにちは! 今日は、日本の音楽シーンで「泣ける失恋ソング」として、ずっと愛され続けているSEAMOさんの「マタアイマショウ」について、深く掘り下げてみたいと思います。

「別れ」は誰にとっても辛いもの。でも、この曲がただの悲しい歌で終わらないのは、そこに“僕なりのサヨナラの言葉”が隠されているからなんです。

まずは公式YouTubeで聴いてみよう

何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。

SEAMO 『マタアイマショウ』15th Anniversary ver. Music Video(フル)より

歌の背景:胸を打つリアルな歌詞

この曲が多くの人の心を掴んで離さない理由の一つに、その歌詞の圧倒的なリアルさがあります。

聴いていると、まるでSEAMOさんご自身の体験談なのでは?と感じてしまいますよね。 ファンの間でも「ヒットに恵まれず苦しんでいた時期に、支えてくれた女性との辛い別れを歌ったものではないか」と、長くささやかれています。

ご本人が「これが実話です」とハッキリ公言しているわけではないようですが、そう感じさせるほど、歌詞の端々からリアルな痛みや葛藤(どうしようもない迷い)が伝わってくるんですね。


「a love story」とのつながり

また、この「マタアイマショウ」が生まれる少し前に、SEAMOさんは BENNIE K(ベニー・ケー)さんと一緒に歌った「a love story」という曲で大ヒットを飛ばしています。

「a love story」も、すれ違う男女の気持ちを描いた、とても切ない恋の歌でした。 あの曲で多くの人の心を掴んだSEAMOさんが、次にこの「マタアイマショウ」を発表したことで、さらに深くファンの心に響いたのかもしれませんね。

歌詞に込められた思い:「マタアイマショウ」の本当の意味

この曲の一番大切なポイントは、タイトルの「マタアイマショウ」という言葉です。

普通に考えると「また会おうね」という、再会を約束する言葉のように聞こえます。でも、歌詞をよく見ると、そうではないことがわかります。

そしてまずこの場で別れ わかってる きっと逢う事ないって… だから言います マタアイマショウ 僕なりのサヨナラの言葉

出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)

そう、これは「もう会えない」ことを分かった上で言う、「さようなら」なんです。

相手の「泣き顔」を見て、本当は辛くてたまらない。 でも、最後の最後は笑顔で別れたい。 相手を困らせる「さようなら」や「元気でね」じゃなくて、 「また会おうよ」なんて、少しだけ希望を持たせるような、優しいウソをつく。

それが、彼なりの最大限の「サヨナラ」の表現だったんですね。

歌詞の物語を辿る:強がりと本音

それでは歌詞を追ってみましょう。

今まで見た事ない 泣き顔を見て 僕は君の手を 握ってた この手を離せば もう逢えないよ 君と 笑顔で別れたいから言う マタアイマショウ マタアイマショウ

出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)

まさに別れのシーン。彼女が泣いているのを見て、彼も本当は辛い。でも「笑顔で別れたい」という一心で、この言葉を選んでいます。

君の前では強く 優しく 頼られたかったよ まさしく 負けず嫌い 強がる芝居 最後の最後も素直になれない

出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)

「頼られたかった」「強がる芝居」という言葉に、彼の不器用な優しさとプライドが見えます。本当は泣きたいし、引き止めたいのかもしれない。でも、彼は「強い僕」を最後まで演じようとします。

そして、この歌が素晴らしいのは、お互いが感謝していることが描かれている点です。

僕はとっても幸せでした (私もとっても幸せでした)

出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)

別れるけれど、二人で過ごした時間は間違いなく「幸せだった」。 だからこそ、彼はこの恋を未来にも誇れると決意します。

いつか心からいなくなるかも だからしたいよ 素晴らしい過去に この恋を未来に誇れます 涙まみれ笑顔でめくる明日

出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)

結論:ただの失恋ソングではない「感謝」の歌

「マタアイマショウ」は、 「別れは悲しい、辛い」という現実から目をそらさず、 「でも、君と出会えてよかった」という感謝を伝える歌です。

悲しい別れがあるから 楽しい時笑えるよな 逃げ出さず現実を受け止めた もちろん君に出会えてよかった

出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)

別れを選ぶしかなかったけれど、過ごした時間も、相手への感謝も、すべてが本物だった。 そんな切なくも温かい思いが込められた、不朽の名曲なんですね。

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