こんにちは! 今日は、日本の音楽シーンで「泣ける失恋ソング」として、ずっと愛され続けているSEAMOさんの「マタアイマショウ」について、深く掘り下げてみたいと思います。
「別れ」は誰にとっても辛いもの。でも、この曲がただの悲しい歌で終わらないのは、そこに“僕なりのサヨナラの言葉”が隠されているからなんです。
まずは公式YouTubeで聴いてみよう
何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。
SEAMO 『マタアイマショウ』15th Anniversary ver. Music Video(フル)より
歌の背景:胸を打つリアルな歌詞
この曲が多くの人の心を掴んで離さない理由の一つに、その歌詞の圧倒的なリアルさがあります。
聴いていると、まるでSEAMOさんご自身の体験談なのでは?と感じてしまいますよね。 ファンの間でも「ヒットに恵まれず苦しんでいた時期に、支えてくれた女性との辛い別れを歌ったものではないか」と、長くささやかれています。
ご本人が「これが実話です」とハッキリ公言しているわけではないようですが、そう感じさせるほど、歌詞の端々からリアルな痛みや葛藤(どうしようもない迷い)が伝わってくるんですね。
「a love story」とのつながり
また、この「マタアイマショウ」が生まれる少し前に、SEAMOさんは BENNIE K(ベニー・ケー)さんと一緒に歌った「a love story」という曲で大ヒットを飛ばしています。
「a love story」も、すれ違う男女の気持ちを描いた、とても切ない恋の歌でした。 あの曲で多くの人の心を掴んだSEAMOさんが、次にこの「マタアイマショウ」を発表したことで、さらに深くファンの心に響いたのかもしれませんね。
歌詞に込められた思い:「マタアイマショウ」の本当の意味
この曲の一番大切なポイントは、タイトルの「マタアイマショウ」という言葉です。
普通に考えると「また会おうね」という、再会を約束する言葉のように聞こえます。でも、歌詞をよく見ると、そうではないことがわかります。
そしてまずこの場で別れ わかってる きっと逢う事ないって… だから言います マタアイマショウ 僕なりのサヨナラの言葉 よ
出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)
そう、これは「もう会えない」ことを分かった上で言う、「さようなら」なんです。
相手の「泣き顔」を見て、本当は辛くてたまらない。 でも、最後の最後は笑顔で別れたい。 相手を困らせる「さようなら」や「元気でね」じゃなくて、 「また会おうよ」なんて、少しだけ希望を持たせるような、優しいウソをつく。
それが、彼なりの最大限の「サヨナラ」の表現だったんですね。
歌詞の物語を辿る:強がりと本音
それでは歌詞を追ってみましょう。
今まで見た事ない 泣き顔を見て 僕は君の手を 握ってた この手を離せば もう逢えないよ 君と 笑顔で別れたいから言う マタアイマショウ マタアイマショウ
出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)
まさに別れのシーン。彼女が泣いているのを見て、彼も本当は辛い。でも「笑顔で別れたい」という一心で、この言葉を選んでいます。
君の前では強く 優しく 頼られたかったよ まさしく 負けず嫌い 強がる芝居 最後の最後も素直になれない
出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)
「頼られたかった」「強がる芝居」という言葉に、彼の不器用な優しさとプライドが見えます。本当は泣きたいし、引き止めたいのかもしれない。でも、彼は「強い僕」を最後まで演じようとします。
そして、この歌が素晴らしいのは、お互いが感謝していることが描かれている点です。
僕はとっても幸せでした (私もとっても幸せでした)
出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)
別れるけれど、二人で過ごした時間は間違いなく「幸せだった」。 だからこそ、彼はこの恋を未来にも誇れると決意します。
いつか心からいなくなるかも だからしたいよ 素晴らしい過去に この恋を未来に誇れます 涙まみれ笑顔でめくる明日
出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)
結論:ただの失恋ソングではない「感謝」の歌
「マタアイマショウ」は、 「別れは悲しい、辛い」という現実から目をそらさず、 「でも、君と出会えてよかった」という感謝を伝える歌です。
悲しい別れがあるから 楽しい時笑えるよな 逃げ出さず現実を受け止めた もちろん君に出会えてよかった
出典:SEAMO 『マタアイマショウ』(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada & Shintaro “Growth” Izutsu)
別れを選ぶしかなかったけれど、過ごした時間も、相手への感謝も、すべてが本物だった。 そんな切なくも温かい思いが込められた、不朽の名曲なんですね。

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