こんにちは! 世の中には、聴くだけで胸が熱くなり、「明日も頑張ろう」と背中を押してくれる曲がありますよね。
今日は、埼玉出身のシンガーソングライター・さくまひできさんの「命」という曲について、この曲が生まれた背景や、歌詞に込められた深い思いをご紹介します。
私がこの曲を初めて聞いたのはFM79.5のラジオで、たまたま流れてきたのが耳に残り胸が熱くなりました。
この曲は、まさに「生きる力」そのものを歌った、魂の応援歌です。
まずは公式YouTubeで聴いてみよう
何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。
さくまひでき / 命~2011からのメッセージ~より
曲ができた背景:2011年、あの出来事
この「命」という曲がいつ生まれたのか。 その背景には、私たちの記憶にも深く刻まれている、2011年3月11日の東日本大震災があります。
正式には『命〜2011からのメッセージ〜』というタイトルでも発表され、チャリティCDとして、その売上は被災地への義援金として寄付されました。
当たり前だった日常が突然失われ、多くの人が悲しみや不安に暮れる中で、「今、自分にできることは歌でメッセージを届けることだ」という、さくまひできさんの強い思いから、この曲は書き下ろされたのです。 だからこそ、この曲の歌詞の一つひとつには、特別な重みと温かさが宿っています。
歌詞に込められた思い:「絆」と「今ある命」の尊さ
この曲のタイトルは、とてもシンプルですが最も重い「命」。 歌詞全体を通して、さくまひできさんが伝えたかったのは、「人と人との絆」そして「今、ここにある命の尊さ」ではないでしょうか。
生きているという悲しみは いつの日か喜びを連れてくる たとえ 小さな灯でも集まれば優しさの輪ができる
出典:さくまひでき 『命 』(作詞. 作曲:さくまひでき )
震災という大きな困難の中で、一人ひとりの力は小さくても、その「小さな灯」が集まれば、大きな「優しさの輪」になる。 絶望の中に見える希望の光を歌っています。
そして、この曲の核心とも言えるのが、命は一人で輝いているのではない、というメッセージです。
時計の針がひとつ進むごとに 人と人の絆が結んでく命
出典:さくまひでき 『命 』(作詞. 作曲:さくまひでき )
誰かが支えている命 誰かを支えている命
出典:さくまひでき 『命 』(作詞. 作曲:さくまひでき )
私たちは誰かに支えられ、同時に誰かを支えている。 そうやって「人と人の絆」が結ばれていくことこそが、「命」が続いていくということなんだ、と。 さくまひできさんは、ライブのMCなどで「誰か大切な人を守るというのは、自分以上にその人を大切にすることだ」といったお話をされることがありますが、その思いがこの歌詞にも強く表れています。
歌詞の意味を深掘り:「ガンバレ あなたの命」
この曲は、ただ「命は大切だ」と歌うだけではありません。 「今」を生きる私たち一人ひとりに、力強くエールを送ってくれます。
くじけそうでも一つの命 小さくても一つの命 悲しみに涙する命 何より今ここにある命
出典:さくまひでき 『命 』(作詞. 作曲:さくまひでき )
うつむいてても一つの命 弱虫でも一つの命 不安ばかり積もった命 でもいつの日か雪を溶かす命
出典:さくまひでき 『命 』(作詞. 作曲:さくまひでき )
どんな状態であっても、うつむいていても、弱虫でも、不安でも、それは紛れもなく「一つの命」。 それを否定せず、まるごと肯定してくれる優しさがあります。
そして、曲の後半。 さくまひできさんの魂からの叫びが聴こえてきます。
そうだ ガンバレ あなたの命 ガンバレ ガンバレ その命 誰かの分まで生きる命 確かに今動いてる命
出典:さくまひでき 『命 』(作詞. 作曲:さくまひでき )
これは、被災された方々へ、そして困難の中で前を向こうとする全ての人々へ向けた、まっすぐな「応援」の言葉です。 「誰かの分まで生きる」という言葉には、先に逝ってしまった人々の思いも背負って、今ある命を燃やしてほしいという、切実な願いが込められています。
まとめ
「命」は、東日本大震災という大きな悲しみの中から生まれた、私たちへの力強いメッセージソングでした。
今の世知辛い時代でつらい時、くじけそうな時、「自分は一人じゃないんだ」「この命には意味があるんだ」と、そっと、しかし力強く思い出させてくれる曲です。 ぜひ、あなたの心でこの「命」のメッセージを受け取ってみてくださいね。

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