第54回  ダーリン / Mrs. GREEN APPLE

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ryou

はじめまして! このブログでは、音楽に詳しいわけではない、むしろ疎い部類である私、りょうが、世の中の有名な曲について「これってどういう歌なんだろう?」と調べたことを、のんびり雑談みたいに語っていきます。
このブログを書いていると、曲の魅力について「あれもこれも語りたい!」という気持ちでいっぱいになります。ですが、いつもぐっとこらえています。

なぜなら、この物語の主役は、素晴らしい作品と、それを聴く皆さん一人ひとりだからです。

私の解説が、皆さんが音楽から自由に何かを感じ取る楽しみの邪魔をしてはいけない。そんな想いから、あえて多くを語らず、皆さんの心の中に生まれる感想のための「余白」を大切にしています。

ぜひ、あなただけの感じ方で、音楽の世界を楽しんでみてください。

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今回は、Mrs. GREEN APPLEの楽曲「ダーリン」!一見、恋人へのラブソングのように聞こえるこのタイトルですが、その背景と歌詞には、私たちが誰もが抱える「弱さ」と「願い」がぎゅっと詰まっているんです。

まずは公式YouTubeで聴いてみよう

何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。

Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」Official Music Videoより

🎸 制作秘話:18祭との出会いから生まれた「本音」

実はこの曲、「ダーリン」は、NHKで放送された『Mrs. GREEN APPLE 18祭(フェス)』をきっかけに生まれた楽曲なんです!

全国の18歳世代の参加者たちと向き合い、彼らが抱える「本音」、つまり、不安や葛藤、渇望といった感情をミセスがまっすぐに受け止めて制作されました。だからこそ、聴く人の心の奥深くに響く、生々しくも優しいメッセージが込められているんですね。

この曲の作詞・作曲を手がけたのは、ボーカル/ギターの大森元貴さんですが、楽曲タイトル「ダーリン」について「一人じゃない」という意味を込めたと語っています。寂しさや不安を抱える人たちに「あなたはひとりじゃない」と伝えたかったからそうです。

この「ダーリン」は、特定の恋人だけでなく、自分にとって一番大切な存在、時には自分自身の心や、孤独な自分と向き合う気持ちの象徴なのかもしれませんね。

💖 歌詞に込められた「誰かの私でありたかった」という切実な願い

特に胸に刺さる歌詞の意味を、いくつか優しく見ていきましょう。

負けない何かが欲しい

私”だけの愛が欲しい

出典:Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」(作詞・作曲:大森元貴)

信じれる何かが欲しい

解けない絆が欲しい

出典:Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」(作詞・作曲:大森元貴)

人はつい、周りの人と自分を比べてしまいますよね。「自分にはこれがある!」と自信を持てるものや、他の誰でもない「私」を大切にしてくれる愛情があれば、比べずにいられるのに……という、存在価値を求める切実な気持ちが表現されています。

羨ましい ただ虚しい 嫌われたくもないけど 自分を好きで居たい

出典:Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」(作詞・作曲:大森元貴)

darling 僕の背中に乗って泳いでて やるせない日々の海はとても深いから

出典:Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」(作詞・作曲:大森元貴)

生きることは、時として「やるせない日々の海」を泳ぐようなもの。息継ぎがうまくできない苦しい毎日の中で、「僕が背負うから、君は休んでていいよ」という、不器用ながらも深い愛情を感じます。

でもその裏には、「ひとりにしないで」という強烈な寂しさがあります。「誰かの代わり」じゃなくて、「私」を見てほしいのです。

強がりが崩れる夜は 体丸めて 布団で小さくなってる

出典:Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」(作詞・作曲:大森元貴)

この部分は、共感する人がとても多いのではないでしょうか。 昼間は平気なふりをして頑張っていても、夜になると急に不安が押し寄せてくる。 「大事にしていてもいい?」という言葉からは、自分自身を大切にしたいけれど、どう扱っていいかわからないという迷いが見えます。

ねえ 私の私で居てもいいの? あの子にはなれないし なる必要も無いから

出典:Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」(作詞・作曲:大森元貴)

曲の最後で、一つの答えにたどり着きます。 それは、「誰か(あの子)」になろうとしなくていいということ。

「羨ましい」「虚しい」というネガティブな感情を吐き出したあとで、「私は私のままでいいんだ」と自分を許そうとする姿は、聴いている私たちの心も救ってくれます。

誰かを羨むことは、今の自分を否定してしまうようで苦しい。それでも、誰かに嫌われるのを恐れる一方で、一番大事な「自分自身」だけは愛していたい、という、葛藤しながらも前を向こうとする強さが感じられます。

✨ まとめ:孤独と優しさの抱擁

「ダーリン」は、弱さを否定せず、そっと抱きしめてくれるような温かい曲です。

誰もが持っている「寂しさ」「不安」「葛藤」を「ダーリン」という存在に打ち明け、「独りじゃないよ」というメッセージで包み込んでくれます。

私たちの日々の中で、どうしようもなく弱くなってしまう夜、この曲を聴いて、自分の心の中にいる「ダーリン」にそっと寄り添ってもらってみてはいかがでしょうか。


皆さんは「ダーリン」のどのフレーズが一番心に響きましたか?ぜひ、コメントで教えてくださいね!

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