みなさん、こんにちは! 今日は、イントロからテンションが急上昇すること間違いなし、氣志團(きしだん)の『喧嘩上等(けんかじょうとう)』をご紹介します。
「喧嘩上等」なんて聞くと、ちょっと怖いイメージを持つかもしれませんが、実はこの曲、毎日を必死に戦う女性たちへの、とびきり熱い「応援歌」なんです。
今回は、この曲が生まれた背景や、歌詞に込められた深い意味を、わかりやすく紐解いていきますね。
まずは公式YouTubeで聴いてみよう
何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。
氣志團 / 喧嘩上等より
誕生の背景はドラマ「極悪がんぼ」
この「喧嘩上等」が世に出たきっかけは、2014年に放送された月9ドラマ『極悪がんぼ』(主演:尾野真千子さん)の主題歌に選ばれたことでした。
このドラマは、借金や裏社会といった、ちょっと怖い世界が舞台。 尾野真千子さん演じる主人公が、どん底の状況から、強く、時にはずる賢く(!)たくましく這い上がっていく物語です。
氣志團の綾小路 翔さんは、この「逆境の中で戦うヒロイン(主人公の女性)」の姿に、この曲を重ねて書き下ろしました。 つまり、この曲の「喧嘩」とは、殴り合いのことではなく、理不尽な世の中や、困難な人生に立ち向かっていく「生き様」そのものを指しているんですね
歌詞に込められた「秘話」と本当の想い
この曲の面白いところは、氣志團という男性バンドが、徹底的に「強い女性」の視点に立って歌っていることです。
バカな女だねなんて 聞き飽きた 耳にタコ クサい台詞が欲しいの 甘く囁いていて
出典:氣志團「喧嘩上等」作詞:綾小路 翔作曲:西園寺 瞳 / 星グランマニエ / 綾小路 翔
これはまさに、「男の人って、どうせこう思ってるんでしょ?」という女性側の本音や苛立ち(いらだち)を表していますよね。 「弱い女を演じるのはもうウンザリ。それより、クサくてもいいから甘い言葉をかけてよ」という、強さの中にある「乙女心」が隠されています。
海が死んだって 山が死んだって 例えあなたが死んだって 私はくたばりはしないから
出典:氣志團「喧嘩上等」作詞:綾小路 翔作曲:西園寺 瞳 / 星グランマニエ / 綾小路 翔
これは、この曲の中で最も強烈なメッセージです。 「あなたがいなくても生きていける」なんて、一見すると冷たい言葉に聞こえるかもしれません。 でも、これは「何があっても、誰かに頼り切るのではなく、私は私の足で立って生き抜いてみせる」という、主人公の悲しいほどに強い「覚悟」の表れなんです。
「度胸・愛嬌・最強」それが女の生きる道
では、この曲が伝える「強さ」とは何でしょうか? その答えが、この部分に詰まっています。
うらんでもいい wow 生き抜くのよ そうよ 女だったら Wow 度胸・愛嬌・最強
出典:氣志團「喧嘩上等」作詞:綾小路 翔作曲:西園寺 瞳 / 星グランマニエ / 綾小路 翔
ただ「度胸」があるだけ(ケンカが強いだけ)ではダメ。 ただ「愛嬌」があるだけ(可愛いだけ)でも、この世の中は渡っていけない。 「ガッツ(度胸)」と「チャーミングさ(愛嬌)」、その両方をあわせ持つ人こそが「最強」なんだ!と歌っています。
そして、この曲はこう締めくくられます。
うらんでもいい wow 命有る限りは恋せよ乙女 Wow 血祭りだわ かかってこいや 喧嘩上等
出典:氣志團「喧嘩上等」作詞:綾小路 翔作曲:西園寺 瞳 / 星グランマニエ / 綾小路 翔
結局、どんなに強くても、人生に立ち向かっていても、「命ある限りは、恋する乙女心も忘れないで!」というメッセージなんです。 強く生きることと、恋することは、どちらも「生きる」ことそのもの。
「戦う(喧嘩上等)のも、恋する(乙女)のも、全部全力でやってやろうじゃないの!」 そんなパワフルな女性像が、この曲のテーマなんですね。
まとめ
氣志團の「喧嘩上等」は、ただのヤンキーソングではなく、「理不尽な世の中を、度胸と愛嬌で生き抜く、すべての女性たちへ」 という、綾小路 翔さんからの熱いエールが込められた楽曲でした。
聴くだけで、「よし、明日も頑張ろう!」と背中を押してくれるような、不思議な力を持った曲ですね。

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