ケツメイシさんの「涙」。 この曲を聴くと、なんだか心が軽くなるというか、張り詰めていたものがフッと緩むような、不思議な力がありますよね。
落ち込んだ時、悔しい時、悲しい時…。人生にはどうしても涙がこぼれそうになる瞬間がありますが、そんな時に「泣いてもいいんだよ」と、背中をそっとさすってくれるような、お守りのような曲です。
今日は、この名曲「涙」が生まれた背景や、歌詞に込められた温かいメッセージについてお届けしますね。
まずは公式YouTubeで聴いてみよう
何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。
ケツメイシ「涙」より
😢 「涙」はいつ生まれた?
この曲がリリースされたのは、2004年4月21日。ケツメイシさんにとって9枚目のシングルでした。
今でこそ誰もが知るヒットメーカーですが、この「涙」や、続く「君にBUMP」、そして翌年の「さくら」といった大ヒット曲たちが収録されたアルバム『ケツノポリス4』で、彼らの人気は不動のものになりました。「涙」は、その黄金期への第一歩とも言える大切な曲なんです。
特定のドラマや映画の主題歌として作られたわけではないのですが、だからこそ、聴く人それぞれの「泣きたい瞬間」にピッ…タリとハマる、普遍的な力を持っています。
💖 歌詞に込められた「泣いてもいい」という許可
この曲の一番のメッセージは、タイトルそのまま、「涙を我慢しなくていい」という、とてもシンプルで優しい「許可」だと思います。
私たちは大人になるにつれて、「人前で泣いちゃダメだ」「弱音を吐いちゃいけない」って、無意識に自分の感情にフタをしてしまいがちですよね。
でも、ケツメイシさんは「そんなことないよ」と語りかけてくれます。
思うまま泣いて笑う君は 俺の心奥底まで響いた (中略) 人目はばからずに涙流して 嫌なことから無理矢理羽ばたいて
出典:ケツメイシ『仲間』(作詞.作詞:ケツメイシ)
泣くことを我慢するのではなく、ありのままの感情を出すことは、弱さじゃありません。むしろ、そんな素直さが人の心を打つんだと歌っています。
そして、とても素敵なのがこのフレーズ。
涙、乾いたら違う眺め
出典:ケツメイシ『仲間』(作詞.作詞:ケツメイシ)
泣くことは、決して「終わり」や「負け」じゃないんですよね。 思いっきり泣いて、心のモヤモヤを全部外に出してしまったら(デトックスしたら)、きっと昨日とは違うスッキリした景色が見えるよ、と励ましてくれます。
✨ 涙は「本当の自分」のしるし
サビのフレーズは、本当に優しいですよね。
溢れた感情は単純にこぼれる涙 止めずに泣いて枯れるまで 溢れた感情は単純に疲れた君を そっと包んで忘れるため
出典:ケツメイシ『仲間』(作詞.作詞:ケツメイシ)
「頑張って止めなくていいよ」「枯れるまで泣いていいよ」って、全部受け止めてくれるような温かさがあります。
泣くことで、疲れた心が癒やされて、また前に進むために「忘れる(乗り越える)」ことができる。涙は、前に進むための大切なステップなんです。
そして、私が特にグッとくるのが、この部分です。
涙の数だけ大きくなる訳 そこに本当の自分があるだけ
出典:ケツメイシ『仲間』(作詞.作詞:ケツメイシ)
よく「泣いた分だけ強くなれる」と言いますが、ケツメイシさんの視点は少し違います。 泣けるというのは、それだけあなたが「本気だった証拠」であり、それだけ「素直な本当の自分」でいられた証拠なんだ、と。
強がることをやめて、自分の弱さも受け入れられる「ありのままの自分」でいること。それこそが大切なんだと教えてくれている気がします。
🎧 頑張っている人ほど、泣いてほしい
後半のパートでは、夢を追いかけたり、人間関係で悩んだり、頑張っている人だからこそぶつかる壁について触れられています。
泣いて泣き疲れるまで 湧いて湧き溢れ出てくるだけ
出典:ケツメイシ『仲間』(作詞.作詞:ケツメイシ)
頑張っているからこそ、悩み、傷つき、涙が溢れてくる。それは当たり前のこと。 だから、無理に理屈(感情論)で抑え込もうとしないで、泣きたい時は泣き疲れるまで泣いてしまおう!と。
ケツメイシというグループ名は、便秘薬にも使われる「決明子(けつめいし)」という薬草が由来で、「すべてを出し尽くす」という意味が込められているそうです。 まさにこの曲は、心のモヤモヤや悲しみを「涙」として全部出し尽くして、スッキリしてまた歩き出そう!という、彼ららしい応援歌なんですね。
もし今、あなたが何かを我慢して、心が苦しいなと感じていたら、この曲を聴いて、思いっきり涙を流してみてはいかがでしょうか。 きっと、涙が乾いた後には、少しだけ軽い心で明日を迎えられるはずです。
いかがでしたでしょうか? この曲が、あなたの心をそっと癒やす助けになれば嬉しいです。

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