第24回 僕が一番欲しかったもの / 槇原敬之

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ryou

はじめまして! このブログでは、音楽に詳しいわけではない、むしろ疎い部類である私、りょうが、世の中の有名な曲について「これってどういう歌なんだろう?」と調べたことを、のんびり雑談みたいに語っていきます。
このブログを書いていると、曲の魅力について「あれもこれも語りたい!」という気持ちでいっぱいになります。ですが、いつもぐっとこらえています。

なぜなら、この物語の主役は、素晴らしい作品と、それを聴く皆さん一人ひとりだからです。

私の解説が、皆さんが音楽から自由に何かを感じ取る楽しみの邪魔をしてはいけない。そんな想いから、あえて多くを語らず、皆さんの心の中に生まれる感想のための「余白」を大切にしています。

ぜひ、あなただけの感じ方で、音楽の世界を楽しんでみてください。

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こんにちは! 心にじんわりと温かい灯りをともしてくれるような、そんな名曲ってありますよね。

今日は、槇原敬之さんの数ある名曲の中でも、特に「優しさとは何か」を教えてくれる「僕が一番欲しかったもの」について、曲が生まれた背景や歌詞に込められた思いをご紹介しますね。

この曲を聴くと、なんだか人に優しくしたくなる…そんな不思議な力を持った一曲です。

まずは公式YouTubeで聴いてみよう

何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。

曲ができた背景:海を渡った「贈り物」

この曲、実は最初から槇原さんの曲として発表されたわけではないんです。

もともとは2003年に、イギリスの人気ボーカルグループ「Blue(ブルー)」へ提供するために作られた曲でした。 タイトルは「THE GIFT(贈り物)」。

そう、この曲は「贈り物」として海を渡り、イギリスで先にリリースされていたんですね。 それを翌年の2004年に、槇原さん自身が日本語の歌詞で歌う「セルフカバー」として発表したのが、私たちが知る「僕が一番欲しかったもの」なんです。

また、日本では天海祐希さん主演のドラマ『ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏』の主題歌にもなり、多くの人々の心に深く響きました。

歌詞に込められた思い:幸せの「かたち」

この曲の歌詞は、まるで一編の短い物語のようです。 主人公の「僕」が、探し求めていた「素敵なもの」とは何だったのでしょうか。

さっきとても素敵なものを 拾って僕は喜んでいた ふと気が付いて横に目をやると 誰かがいるのに気付いた その人はさっき僕が拾った 素敵なものを今の僕以上に 必要としている人だと 言う事が分かった

惜しいような気もしたけど 僕はそれをあげる事にした

出典:槇原敬之『僕が一番欲しかったもの』(作詞. 作曲:槇原敬之

「僕」は、せっかく見つけた「素敵なもの」を、自分よりもっと必要としている人に譲ってしまいます。 「惜しいな」と思いながらも、相手が嬉しそうに笑う顔を見て、自分も嬉しくなるんですね。

なによりも僕を見て嬉しそうに 笑う顔が見れて嬉しかった

出典:槇原敬之『僕が一番欲しかったもの』(作詞. 作曲:槇原敬之

「僕」は同じことを何度も何度も繰り返します。 自分の手元には、結局何も残りません。

でも、最後にふと自分が歩いてきた道を振り返ってみると…。

僕のあげたものでたくさんの 人が幸せそうに笑っていて それを見た時の気持ちが僕の 探していたものだとわかった

出典:槇原敬之『僕が一番欲しかったもの』(作詞. 作曲:槇原敬之

「僕」がずっと探し求めていた「一番素敵なもの」。 それは、高価なモノや、手に入れられる何かではありませんでした。

それは、「自分のしたことで、誰かが幸せそうに笑ってくれること」、そして、「それを見た時の、自分の温かい気持ち」だったんですね。

「幸せ」とは、何かを得ることだけではなく、誰かに与えること(GIFT)でこそ得られるものなのだと、この曲は優しく教えてくれます。

秘話:槇原さん自身を映した歌?

この曲について、槇原さんご本人が「これは自分のことだ」と具体的に語ったというよりは、聴いた人たちが色々な解釈をしています。

その中でも多くの人が感じているのが、 「 = 槇原さん」 「素敵なもの = 槇原さんが生み出す音楽(曲)」 「譲った相手 = その曲を聴いてくれるファンや、必要としている人々」 という見方です。

槇原さんが心を込めて作った音楽が、私たちの心に届き、私たちが笑顔になる。 その笑顔を見ることが、槇原さんにとっての「一番欲しかったもの(喜び)」なのかもしれないね、と。

そう考えると、この曲がさらに深く、温かく心に染み渡ってきますよね。

まとめ

「僕が一番欲しかったもの」は、忙しい毎日の中でつい忘れがちな「本当の幸せ」や「優しさの連鎖」を思い出させてくれる、宝物のような一曲です。

次にこの曲を聴くときは、ぜひ「あなたが今、一番欲しいもの」を思い浮かべながら聴いてみてくださいね。

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