こんにちは! いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
今日は何年か前にラジオから流れてきて、私の耳から離れなくなった癖になる名曲を紹介します。
突然ですが、「私、サバサバしてるから」が口癖の女性、あなたの周りにいませんか? なんだか自立していてカッコいいけれど、ちょっと本音が読めない…。
今日は、そんな「サバサバ系女子」(に憧れる女子?)の、ちょっと面倒で、でもどこか憎めない乙女心(?)を、見事な言葉遊びで歌い上げた名曲、山崎あおいさんの「鯖鯖」について、その誕生秘話や歌詞に込められた想いを深掘りしていきたいと思います!
まずは公式YouTubeで聴いてみよう
何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。
山崎あおい “鯖鯖” (Official Music Video)より
この曲ができた背景:「サバサバ女子」への憧れとダジャレ
この「鯖鯖」というインパクト抜群のタイトル。 もちろん、性格の「サバサバ」と、お魚の「鯖(さば)」をかけています。
インタビューによると、この曲は山崎あおいさんご自身が「サバサバした子」に憧れていたことがキッカケだそう。 「そういう(サバサバした)子が、どんな恋愛の曲を歌ったらかわいいかな?」 そんな発想から、この曲は生まれました。
そして、この曲の核となるフレーズがこちら。
カレシ、遠洋漁業の人がいい サバサバが私に丁度いい
出典:山崎あおい『鯖鯖』(作詞. 作曲:山崎あおい)
なんと、「遠洋漁業の人と付き合いたい」というテーマが先にあったというから驚きです! 遠洋漁業なら、一度海に出たらなかなか帰ってこない。 つまり、「頻繁に会わなくてもいい関係」=「サバサバした関係」が理想、というわけですね。
そこから、「遠洋漁業」→「魚」→「鯖」→「サバサバ」という、見事な言葉遊び(ダジャレ)が連想ゲームのように繋がっていったそうです。 (ちなみに山崎さんご本人も、「実際サバは遠洋漁業ではないんですけど(笑)」とインタビューで語っていて、そのユーモアも素敵です)
秘話:MVの「鯖」は私物!?
この曲のミュージックビデオ(MV)も必見です。 波が激しく打ち付ける岩場で、山崎さんが真顔(アンニュイな顔)でサバのぬいぐるみを抱きしめている姿は、シュールで一度見たら忘れられません。
なんでも、撮影中は「絶対に笑わないで!」という指示があったのだとか。 ちなみに、あの愛くるしいサバのぬいぐるみは、山崎さんご自身がネットで購入したものだそうですよ(笑)。
歌詞に込められた想いと意味を読み解く
では、歌詞を見ながら、この「サバサバ系女子」の本音を覗いてみましょう。
週に⼀度会えれば ⼗分って⾔ったけど ウソよ 本当はもっと 少なくて構わない
出典:山崎あおい『鯖鯖』(作詞. 作曲:山崎あおい)
冒頭から強烈な本音が炸裂! 「週一でも多い」という、究極の面倒くさがり(?)な主人公。 もうこの時点で、彼氏との温度差が心配になります。
鯖鯖 好きと⾔ったでしょ︖ 今更 責めたりするのね 「愛されている実感がない」なんて
出典:山崎あおい『鯖鯖』(作詞. 作曲:山崎あおい)
やっぱり! 彼氏からは「愛されている実感がない」と責められています。 それに対する主人公の返答が、「(私のこういうサバサバしたところを)好きって言ったでしょ?」です。 うーん、これはなかなかのすれ違い…!
カレシ、遠洋漁業の⼈がいい サバサバが私に丁度いい たまに会えたその⽇に港で 新鮮な鯖が⾷べたい
遠洋漁業の⼈がいい あっさりな態度が丁度いい たまに会えたその⽇に港で 新鮮なあさり⾷べたい
出典:山崎あおい『鯖鯖』(作詞. 作曲:山崎あおい)
ここで先ほどの「遠洋漁業」のテーマが登場。 「サバサバ」と「鯖」、「あっさり」と「あさり」。 もうダジャレが止まりません(笑)。 たまに港で会って、新鮮な魚介を一緒に食べる。それくらいの距離感が理想なんですね。
「電車乗ってるとこよ」 着信も切ったけど ウソよ 本当はずっと ⼀⼈きり部屋の中
出典:山崎あおい『鯖鯖』(作詞. 作曲:山崎あおい)
彼氏からの電話にも「電車だから」とウソをついて切ってしまう。 でも、本当は一人で部屋にいる…。 これは、サバサバを通り越して、彼氏との関係がちょっとピンチな様子が伺えます。
そして、ついに彼氏から…
鯖鯖 好きと⾔ったでしょ︖ でももう サヨナラするのね 「恋⼈でいる必要がない」なんて
出典:山崎あおい『鯖鯖』(作詞. 作曲:山崎あおい)
別れを切り出されてしまいました。 「サバサバ」な態度が、彼氏には「愛情がない」と映ってしまったんですね。
「サバサバ」の裏に隠された本音
でも、この曲がただの「面倒くさがりな女子の歌」で終わらないのが、山崎あおいさんのすごいところ。
サバサバだけどきっと愛してる サバサバだけどきっと愛してる サバサバだけど多分愛してる サバサバだけど多分愛してる
出典:山崎あおい『鯖鯖』(作詞. 作曲:山崎あおい)
別れを切り出されて、ようやく主人公の本音がポロリ。 「きっと」「多分」と、どこか自信なさげですが、態度とは裏腹に、彼への愛情は確かにあったんです。 素直に「大好き!」と言えない、不器用な愛情表現だったんですね。
もういっそ、遠洋漁業に出てみたい それくらいの孤独が丁度いい たまに Wi-Fi⼊ったその⽇は ⽢えた電話するから
出典:山崎あおい『鯖鯖』(作詞. 作曲:山崎あおい)
最後は、彼氏が遠洋漁業なら…という妄想を超えて、「自分が漁に出たい」という斜め上の結論に(笑)。 たまにWi-Fiが繋がったら「甘えた電話するから」という一言に、この主人公の最大限のデレ(甘え)が詰まっている気がして、なんだかキュンとしてしまいます。
まとめ
山崎あおいさんの「鯖鯖」は、「サバサバ系女子」のリアルな(?)生態と、その裏に隠された不器用な愛情を、ユーモアたっぷりの言葉遊びで描いた楽曲でした。
メロディも、どこか懐かしい2000年代の「着うた」のような切ない雰囲気で、ダジャレのコミカルさと絶妙にマッチしています。
「わかる〜!」と共感するサバサバ系女子のあなたも、「え、面倒くさ!」と思った彼氏側のあなたも、この曲を聴いたら、ちょっとだけ素直になれるかもしれませんね。

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