こんにちは!
今回は、優里さんの楽曲の中でも、特に「涙腺崩壊ソング」として知られる名曲『レオ』について、その魅力の裏側をじっくりと探っていきたいと思います。
この曲は、なんと「ペットの犬」の目線で描かれた、切なくも温かい「愛」の歌。
「うちの子も、こんな風に思ってくれてるのかな…」 ペットを飼ったことがある人なら、誰もが自分の愛犬や愛猫を重ねてしまい、胸がギュッと締め付けられるのではないでしょうか。
この曲が生まれた背景や、歌詞の一つひとつに込められた深い想いを知れば、きっとこの曲が持つ、どうしようもないほどの優しさに涙してしまうはずです。
まずは公式YouTubeで聴いてみよう
何はともあれ、まずは一度聴いてみてください。
誕生の背景:実在した愛犬「レオ」との実話
この曲のタイトル『レオ』は、実は、優里さんが実家で飼っていた愛犬の名前なんです。犬種はミニチュア・シュナウザーだったそうです。
優里さんが音楽の夢を追いかけて東京に上京するとき、レオは実家に置いてこなければなりませんでした。そして、その後レオは天国へ旅立ってしまいます。
優里さんは、レオが亡くなった後に、「レオのことを歌にしたい」とずっと思っていたそうです。 自分をずっと待っていてくれたレオ、一緒に過ごした幸せな時間、そして上京してなかなか会えなくなったことへの、やるせない想い…。
この曲は、そんな天国にいる愛犬「レオ」に向けて、「もしレオが人間の言葉を話せたら、僕に何を伝えたかっただろう?」と、優里さんがレオの気持ちになって書き上げた、愛犬へのラブレターであり、鎮魂歌(レクイエム)でもあるのです。
歌詞の世界へ。レオの目線でたどる「君」への愛
それでは、レオの目線になって、歌詞の世界をのぞいてみましょう。
ショーケースの中過ごしていた 誰もかれもが過ぎ去っていた 怖かったんだ あの日君に 連れられるまでは 僕と同じの小さな手 転げまわり くすぐりあう僕ら こんなに君の事好きになってた
出典:優里「レオ」(作詞.作詞:優里)
最初は、ペットショップのショーケースの中で感じていた不安と孤独。 そこから「君」に救い出された日の喜び。 小さな「君」と、体いっぱいでじゃれあった幸せな日々の思い出が描かれます。この時点で、もうレオの「君」への大好きが溢れていますよね。
名前はレオ 名前呼んでよ 君がつけてくれた名前だから 嬉しい時も悲しい時も 傍に居ると決めた大事な人
出典:優里「レオ」(作詞.作詞:優里)
サビで歌われるのは、名前を呼んでもらえることの喜び。 「レオ」という名前は、ほかならぬ「君」がくれた、世界で一つの宝物。 だから、その名前で呼んでほしい。そして自分は、何があっても君のそばにいると決めているんだ、という強い愛情と決意が伝わってきます。
君が大きくなるほどに 僕との時間は減るが道理 (中略) 最近つけるその香水 鼻の利く僕にとっては辛いや 今日も帰りは遅くなるんだろうか
出典:優里「レオ」(作詞.作詞:優里)
時の流れとともに、「君」は成長していきます。 部活や、友達付き合い、そして「香水」が象徴する「恋人」の存在。 自分(レオ)と遊ぶ時間は減っていくけれど、それは仕方のないことだと、レオは寂しさをこらえて理解しようとします。 「辛い」と感じながらも、「君」の帰りをひたすら待つ姿が、本当に健気で切ないですね。
君が誰かと暮らすことを 伝えに帰ってきた夜に 撫でてくれたね きっとお別れだね 最後にさ 会えたから ねぇ幸せだよ
出典:優里「レオ」(作詞.作詞:優里)
「君」が実家を出て、誰か(おそらく恋人)と暮らし始めることを報告しに来た夜。 それが「お別れ」になることを、レオは本能で察します。 でも、彼は「君」を責めません。ただ、最後に会えて、撫でてもらえたこと。それだけで「幸せだよ」と言い切るのです。 これほどまでに深く、無償の愛があるでしょうか…。
名前はレオ 名前呼んでよ 君がくれた名前で良かったよ 忘れないでよ それでいいんだよ 新しい誰かにまた名前つけて
出典:優里「レオ」(作詞.作詞:優里)
そして、最後のメッセージ。 「レオ」という名前をもらえて、本当に良かった。 自分のことは、どうか忘れないで。でも、前に進んでほしい。 そして、これから新しく迎えるかもしれない「誰か」(それは新しいペットかもしれないし、生まれてくる子供かもしれない)にも、君がまた素敵な名前をつけてあげてね——。
最後の最後まで、自分のことよりも「君」の幸せだけを願う。 それが、レオが伝えたかった、最大の「愛」だったんですね。
まとめ
優里さんの『レオ』は、優里さん個人の実体験から生まれた曲でありながら、すべての「飼い主」と「ペット」の間に存在する、言葉を超えた絆を描いた普遍的な愛の歌です。
愛するペットが、いつも私たちに注いでくれる無償の愛。 私たちは、どれだけその愛に応えられているでしょうか。
この曲を聴くと、今そばにいる愛犬や愛猫を、もっともっと強く抱きしめたくなりますね。

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